俳句(はいく)ってなあに?
「俳句(はいく)」は、五・七・五の十七音から成る、日本の国で昔から親しまれている、とても短い形の「詩」です。「季語(きご)」という、季節を表す言葉を盛り込むのが決まりになっています。俳句は、短歌(たんか=五・七・五・七・七の三十一音から成る、日本古来の詩の形)を祖先として生まれ、江戸時代に、松尾芭蕉によって芸術として高められました。今も、俳句を作る人は、日本全国に大勢いて、四季折々の風物を俳句にして楽しんでいます。

深川は芭蕉旅立ちの町です
深川の常盤一丁目には芭蕉庵旧跡があり、今も町内の人々によって守られています。芭蕉庵旧跡は、松尾芭蕉の住んでいた小さな家があったところです。有名な「古池や 蛙飛びこむ 水の音」という句は、この地で詠まれたといわれています。そして、元禄二年(1689)三月、芭蕉は深川の地から、北に向かい俳句を作る旅に出発しました。この旅行中に詠んだ俳句は「奥の細道」という俳句集にまとめられ、芭蕉の代表作といわれています。

芭蕉はこんな俳句を作りました
夏草や 兵どもが 夢の跡(なつくさや つわものどもが ゆめのあと)
五月雨を 集めて早し 最上川(さみだれを あつめてはやし もがみがわ)
閑さや 岩にしみ入 蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)

さあ、みんなも芭蕉になって俳句を作ってみよう!
深川は、芭蕉が暮らし、奥の細道に旅立った出発点の町です。この夏休み、みんなも芭蕉になった気分で、俳句を作ってみよう!ルールは3つ。@五・七・五の十七音で作ること。A季語を入れること。B俳号(俳句を作るときの名前。芭蕉みたいなカッコイイ名前を考えよう!)を名のること。さあ、みんなでレッツ・メイク・ハイク!


季語のない俳句を「季なし俳句」といいます。季語を入れるのが難しければ、季語なしでも大丈夫だよ。
俳号は難しく考えなくても、例えば「深川バナナ」とか、なんでもいいよ。俳号が思いつかない人は、本名でもかまいません。